北海道(後志地区)海業マッチング会開催のお知らせ

北海道(後志地区)海業マッチング会開催を開催します

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北海道後志地区での海業推進にかかる現場マッチング会についてご案内(PDF)ダウンロード

1 実施のねらい

 水産庁では、海や漁村の地域資源を活かし、漁業だけでなく観光や体験学習、商品の開発販売など幅広い取組を通し、地域の賑わいや所得と雇用を生み出す「海業」の取組を進めています。
 これら海業の推進においては、漁業者や行政機関の他、民間事業者や地域団体など、多様な主体が連携・協働することで、地域が持つ新たな魅力や可能性を引き出す鍵となっています。
 今回、北海道後志地域が持つ大自然や伝統文化、水産物や漁港施設等の地域資源を実際にご覧頂き、多様な主体が集い意見交換することで、新たな可能性や発見、企業との連携など、地域が持つ未知の可能性を見出すことを目的に、初めての試み「現場マッチング会」を開催致します。

 以下のとおり、本地域での海業の取組に関心がある参加者を広く募集いたします。

2 実施概要

(1)実施日時 2025年11月7日(金曜日)9:00~17:30

(2)参加者団体(例)最大30人
・地域が求める企業(後段連携イメージ参照:旅行会社、レジャー産業、地域貢献企業等)
・後志地域の活性化や海業参入にご関心のある者
・後志地域の取組を参考にしたい行政機関や漁業者団体等

(3)内容(行程イメージをご参照ください)
・現場見学(漁港関連施設、周辺施設等)
・地域の歴史や水産資源、周辺観光資源等、海業推進に連携となる内容の視察、取組紹介
・参加企業と地域関係者との連携に向けた情報交換
※参加者はマイクロバス等にて各移動を予定(個別の移動を希望される場合は調整します)

(4)主催・事務局
主 催:水産庁漁港漁場整備部計画・海業推進課 朝倉・塚本・加藤
 ℡03-6744-2387 ✉kunitomo_asakura010@maff.go.jp
事務局(委託業者):ランドブレイン株式会社 齋藤・堀越
(問合先)℡03-3263-3811 ✉gyoson@landbrains.co.jp

3 参加の方法

・申し込み締切り10月17日(金) 10月24日(金)
専用の申込みフォームより申込みください。(Googleフォームに移動)
・定員(30名)を超えた際は調整させて頂くことがあります。(10月20日頃に参加可否を連絡)
・参加費は無料(バス代、現地施設見学等の費用はかかりません。)
 ※なお小樽駅までの交通費、行程内の昼食(2000円程度)は各自御負担ください。

4 行程イメージ(時間は微調整の可能性有)

時刻・時間 場所 内容
8:55集合 運河プラザ前 ルタオ小樽運河プラザ店前(小樽駅徒歩10分)
9:00~9:40 小樽市博物館運河館 「小樽を知る、小樽の自然と歴史文化」(石川館長)
9:50~10:20 祝津漁港1
茨木家中出番屋
ゴールデンカムイの聖地巡礼
「おたる海の学校等、祝津漁港での海業の取組」
10:30~11:00 祝津漁港2
小樽市鰊御殿
(株)小樽水族館公社指定管理
「鰊御殿の施設見学と祝津漁港の可能性を知る」
12:00~12:20 道の駅ふるびら 「たらこミュージアム視察」(トイレ休憩お土産購入)
12:30~13:20 昼食 「海鮮丼又は、にぎり」 (各自負担2000円程度)
13:30~14:00 古平漁港 漁港会館 「古平漁港のぶりのブランド化や海業の取組」
14:15~14:55 美国漁港 「美国漁港や積丹地区での海業や地域活性化の取組」 (ヤマシメ番屋、海森スタジオ、徒歩)
15:00~16:15 積丹町役場 意見交換会
【第1部:30分】(事務局・各地域から)
○視察地区の振り返り(補足説明等)【10分】
〇小樽後志地域の可能性について【10分】
〇質疑応答【10分】
【第2部:45分】(参加者から)
○参加者PR(参加動機や地域に期待する等)【30分】
〇質疑応答、全体総括【15分】
16:20~17:30 (移動) バス中で感想等の意見交換、アンケート回答
17:30解散 小樽駅 (希望者は小樽駅周辺にて交流会、参加費各自負担)

5 地域のご紹介 北海道後志地区(小樽市、古平町、積丹町)

出展:GoogleMAP
小樽市祝津漁港での海業の取組計画≫
≪古平町古平漁港での海業の取組計画≫
≪積丹町美国漁港での海業の取組計画≫

行程内漁港以外の見学先

  1. 小樽市博物館運河館(小樽の歴史を知る明治26年築の「旧小樽倉庫」を利用)
  2. 茨木家中出番屋(祝津の網元である茨木家が明治期に漁夫の住宅として建てた物)
  3. 小樽市鰊御殿(「北海道有形文化財ニシン漁場建築」として、文化財に指定)
  4. 道の駅ふるびら たらこミュージアム(特産「たらこ」を用いたテーマパーク)
  5. 鰊伝習館ヤマシメ番屋(鰊文化の伝承施設にカフェを併設し観光施設として開放)
  6. 海森スタジオ(石蔵を活用した多目的スペース)
  7. 他、道中バスから見える景勝地等を適宜紹介いたします。

各地域との連携イメージ(一例)

  • 海や地域の魅力を活かした旅行コンテンツの開発:旅行会社
  • 海や地域の魅力を広報誌やメディアでの情報発信:新聞社・雑誌社・報道機関
  • 自然体験学習などのアクティビティの開発:レジャー産業
  • 藻場の保全創造(ブルーカーボン)への貢献:環境保全等に興味のある企業
  • 文化伝統的資源の活用(鰊御殿、番屋、石蔵等):企業研修や教育活用に興味のある者
  • 廃校小学校の施設やグランドの活用:研修所や福利厚生施設等に興味のある企業
  • 地域活性化の計画策定等に携わる:コンサルタント会社
  • 企業版ふるさと納税等で地域への貢献を模索している企業
  • 地域人材育成や地域との人事交流等を検討している企業
  • 水産物や漁業への貢献を検討している企業 等

参加希望者は専用の申込みフォームより申込みください(Googleフォームに移動)